みなさんはTwitterの「書類とデータ」について、気にしたことはありますか?
「書類とデータ」というのは、Twitterにおけるキャッシュファイルやログイン情報などの個人に関する情報の保存データのことをいい、このデータを削除することでiPhoneの使用中の容量を減らすことができます。
実際、「書類とデータ」について、知らない人も多いと思います。筆者もこの記事を書くまで気にも止めていませんでした。
今回はこの「書類とデータ」について解説していきます。
そもそも「書類とデータ」って?どうやって見るの?
先述したように、「書類とデータ」とはTwitterにおけるキャッシュファイルやログイン情報などの個人に関する情報の保存データのことを指し、その容量が多ければ多いほど、iPhoneのストレージが埋まってしまいます。
「消した方がいいかもしれないけど、実際のところどれだけ溜まっているか分からない」といった方は下記の確認方法を参考に、「書類とデータ」がどのくらいの容量を使用しているか確認をしてみてください。
手順1:iPhoneの設定から「一般」を開きます。
手順2:「iPhoneストレージ」を開き、「Twitter」を開きましょう。
手順3:Appのサイズの下に表示されているのが「書類とデータ」です。
このように、iPhoneに入っているデータは、「アプリのデータ」と「書類とデータ」の二つに分けられています。
「書類とデータ」というのは、個人に関する情報の保存データなので、アプリとは関係なくても保存しておくとユーザーにとって便利なファイル(キャッシュやログイン情報)は、全てこの「書類とデータ」に振り分けられることになります。
アプリ本体を削除するだけなら「Appを取り除く」という処理を行うと可能ですが、これだと書類とデータは削除できません。後ほど「書類とデータ」を削除する方法について解説していきます。
どうして「書類とデータ」はこんなに容量が増えてしまうのか
Twitterの「書類とデータ」のファイルは、放っておくと1GBを超えてしまうこともあります。
その場合、容量の少ないiPhoneを使っている方にとって、そのデータ量はかなり負担になりますよね。
いったいなぜ、ここまで容量が増えてしまうのでしょうか?
これは筆者の想像になりますが、iPhoneのTwitterアプリは「タイムライン」や「個人のツイート」をキャッシュとして保存しています。
削除されたツイートがしばらく消えないといった現象の原因もこのキャッシュによるものです。
このようなキャッシュが溜まりに溜まって、「書類とデータ」の容量を膨大なものにしていると考えます。
「書類とデータ」を削除する前の注意点
「書類とデータ」を削除する方法について説明する前に、押さえておきたい注意点について説明します。
削除することで消える「書類とデータ」の中に入っているデータを下記の二つです。
- ツイートの下書きデータ
- ログイン情報
ログイン情報が消えてしまうと、自動でログインができなくなるので、必ずどこかに控えておくようにしておいてくださいね!
「書類とデータ」の削除方法
「書類とデータ」を削除する方法はふたつあります。
どちらも難しくないので、やりやすい方法で実施してみましょう!
Twitterアプリのアンインストールを行うことで削除する
「書類とデータ」を削除する1つ目の方法はTwitterアプリのアンインストールです。
「書類とデータ」はTwitterアプリを一度アンインストールし、その後再度インストールすることで削除することができます。
この時、Appを取り除く、ではなく、Appを削除するをしないと意味がないので気をつけましょう。
Twitterのアプリ内から削除する方法
次はTwitterアプリ内で「書類とデータ」の容量を減らす方法を解説します。いちいちアプリを削除したりというのが手間に感じる方は、この設定方法を試してみてください。
手順1:Twitterの設定から「設定とプライバシー」を開きます。
手順2:「アクセシビリティ、表示、言語」を開きます。
手順3:「データ利用の設定」を開きます。
手順4:下にあるストレージの「メディアストレージ」と「ウェブストレージ」をそれぞれ開きます。
手順5:「メディアストレージを削除」「すべてのウェブストレージを削除」を押すと設定完了です。
「書類とデータ」を消した後はどうなる?
実際にアプリを削除する方法で、「書類とデータ」を削除してみたところ、Twitterのフォローやフォロワー、タイムライン、過去のツイート、写真など全て問題なく表示されました。
ツイートが消されるわけではないので一安心ですね。
Twitterのデータはアプリを消したとしても、アプリやブラウザからアカウントを削除しない限りはツイッター側でデータの保管されているみたいなので、アカウントのログイン情報さえ持っていれば過去のデータも見ることができます。
ログイン情報は必ず覚えておくか、メモをとっておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
容量が少ないiPhoneを使用しているユーザーにとって、「書類とデータ」の容量が膨大になることは、かなり困りますよね。
iPhoneのストレージがいっぱいになってきた時など、この「書類とデータ」のことを思い出して削除してみてください。
きっと少しはストレージ確保の手助けになると思います!