TikTokは若者を中心に大人気のSNSアプリですが、年齢制限が設けられていることを知っていますか?
実は、TikTokには13歳未満のユーザーが利用できないというルールがあります。
この記事では、TikTokの年齢制限について年齢ごとの制限内容、制限を守らなかった場合のペナルティについて解説していきます。
年齢の登録を間違えてしまった場合の対策方法についても解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
※Tik Tokアプリは、2023年3月4日時点の最新版の仕様です。
TikTokの年齢制限について
TikTokには、13歳以下の子どもでは利用できない年齢制限が設けられています。
これは、アメリカの「児童オンラインプライバシー保護法」に基づいて定められたTikTokのルールです。
多感な時期である子ども時代に、安全で適切なSNSでの体験を提供するために、年齢に合わせて機能を一部制限するなどの措置が行われています。
13歳未満 | 13歳以上16歳未満 | 16歳以上18歳未満 | |
アカウント登録 | × | ○ | ○ |
いいね・コメント | × | ○ (コメントは、総合フォローのみ) | ○ |
DM(ダイレクトメッセージ) | × | × | ○ |
動画投稿 | × | ○ | ○ |
投げ銭 | × | × | × |
公開範囲 | × | フォロワーや友達のみ公開 | フォロワーや友達のみ公開 |
おすすめ機能 | × | おすすめに投稿が表示されない | おすすめに投稿が表示されない |
動画のDL | × | × | ○ |
TikTokはアカウント年齢制限についてチェックを行っている
TikTokでは、誤った年齢設定によって13歳未満の子どもなどがサービスを利用していないか、コンテンツチェックを行っています。
また、利用者からの通報から年齢制限違反が疑われるアカウントを特定するなど、年齢制限に対して厳密なチェック体制を用意しています。
これは、TikTokの保護者向け案内からもよく分かります。
私たちは、保護者のみなさまに、お子様のインターネット利用について積極的に関わっていただきたいと考えております。早い段階からインターネットの安全性、オンライン上でのプライバシー、利用できるオプションについて、お子様と話し合うことを提唱しています。
保護者向けガイド
これらの制限は、TikTokを通して未成年者への直接的な被害や、ネットタトゥーと言われるような一生消えない記録をの被害に合わないようにする取組みの一貫です。
13歳未満の子どもは、保護者のアカウントで楽しむ
先程のとおり、TikTokの対象年齢は13歳以上です。12歳以下のお子さんがTikTokを利用するためには、保護者の管理が必要となります。
保護者のアカウントでお子さんが安全に楽しめるように、設定等でルールを設けて利用しましょう。
TikTokの年齢制限を守らないとどうなる?
TikTokの年齢制限を守っていないアカウントは、公式からなんらかのペナルティを受ける可能性が高くなります。ペナルティの内容によっては、アカウントの永久停止など厳しい処分を受けることがあります。
アカウントの凍結
アカウントに年齢制限違反の疑義がある場合、一時的にアカウント凍結されることがあります。
通常、2日から1週間の停止が多いようですが、期間はTikTokの判断によって変わると考えられます。
アカウントの永久停止
明らかな違反行為が判明した場合、アカウントの永久停止が行われることがあります。
永久停止されたアカウントは、アプリを次に開いた際、バナーにてアカウントが絵急停止された旨を通知されます。
ペナルティに対して誤解がある場合には、異議申し立てを行うことができます。
犯罪やネットタトゥーの危険性
TikTokを含めたSNS上でのやり取りは、一度投稿してしまうと取り消すことができず、ネットタトゥーと呼ばれる消えない傷になってしまう恐れがあります。
未成年がSNSの利用から犯罪に巻き込まれることも、昨今の社会問題となっています。
SNSの正しい利用について学ぶとともに、自身の身を守るすべを身につける必要があります。
TikTokの年齢設定を変更する方法
TikTokのアカウント登録時に入力する生年月日ですが、誤った入力をしてしまった場合変更することはできるのでしょうか?
残念ながら、生年月日の変更はできません。
これは、適正な年齢制限を行うための措置であり、TikTok以外の多くのSNSでも同じような形式が取られています。
TikTokのアカウントがペナルティを受けた際に異議申し立てが可能
例外的に、アカウントの生年月日を変更することが可能な場合を紹介します。
それは、アカウントがペナルティを受けた際の異議申し立てによる変更です。
年齢制限違反によるアカウントの永久停止を受けた場合、保護者の保証のもとTik Tokに対して異議申し立てを行うことが可能です。
お子様がTikTokの永久停止について異議申し立てする場合、生年月日の確認方法を複数用意しております。 異議申し立てを行うには、TikTokを起動し、「異議申立て」をタップして、画面上の指示に従ってください。 一部の国では、親権者、法定代理人または生年月日を確認できる信頼できる大人と一緒に映った写真をアップロードする方法があります。
TikTokにおける年齢情報に関する申し立て
保護者からの保証と公的な年齢のわかる書類等で確認をとって審議されます。
詳しくは、TikTokの公式サイトを参考にしてみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、TikTokの年齢制限について年齢ごとの制限内容、制限を守らなかった場合のペナルティについて解説していきました。
SNSを安全に利用する上で、年齢制限はとても重要なポイントです。
正しくTikTokを利用し、ルールの中で楽しむ意識が大切ですね。ありがとうございました。