Twitter運用において今では必須と言われるほど重要なシャドウバン。
ですが、シャドウバンについてあまり理解していない人も多いのではないでしょうか？
本記事では、シャドウバンについて、そもそもの意味であったり、チェック方法、解除方法について解説します。
ぜひTwitter運用に役立ててみてください。
そもそもシャドウバンとは？
シャドウバンとは、Twitterの運営から不適切な行為やツイートをしたユーザーに与えられる「一時的な見えないペナルティ」のことを言います。
なぜ「シャドウ」と呼ばれるかというと、ペナルティを受けたユーザー自身がペナルティを受けていることに気づきにくいからです。
シャドウバンになったらどうなる？
それでは、シャドウバンになることでどのような制限をされるのでしょうか。
主に制限される項目は３つあります。
- アカウントやツイートが検索結果に表示されない。
- リプライがフォロワーにしか表示されない。
- リプライが誰にも表示されない。
いつも通りTwitterを使えていたとしても、上記のような制限が生じている場合は、シャドウバンの可能性も疑いましょう。
シャドウバンの原因
実は、Twitterはシャドウバンになる原因について公表していません。
考えられる原因がいくつかあるので解説していきます。
大量のいいねやリツイートをした。
不特定多数の人に大量のいいねやリツイートを行うと、不審なアカウントと認識されて、シャドウバンされる可能性があります。
同じハッシュタグを多用した。
同じハッシュタグを多用しすぎることでも不審なツイートと認識され、シャドウバンされることがあります。
Twitterの利用規約に違反することを行った。
誹謗中傷や暴力的なツイートなど、利用規約に違反することを行うとシャドウバンされる可能性があります。
ツイッター公式「検索のルールと留意点について」
- 内容が同じまたは似ているリンクやツイートを繰り返し投稿する。
- 特定のトレンドトピックやハッシュタグ（#記号の付いたキーワード）を乱用する。
- ツイートや返信の送信を自動化する。
- ボットやアプリケーションを使って特定のキーワードで構成された似たような文章を投稿する。
- 複数のアカウントで同じような文章を投稿する。
- フォローとフォロー解除を過剰に行う。
利用規約によると、ツイート関連で特にシャドウバンになりやすそうな感じがしますよね。
ハッシュタグの過剰使用や、ツイートとハッシュタグの関連がない場合はシャドウバンのペナルティを受けやすくなるので注意しましょう。
また、ツールを使い、ツイートや返信の自動化や相互フォローなどを行うと、規約違反とみなされる可能性もあるので、ツールを利用する際は利用規約に反していないか確認をしてから利用するようにしましょう！
シャドウバンのチェック方法
シャドウバンに対処するには、まずはシャドウバンチェックを行うこと必要があります。
シャドウバンのチェックは以前はツールを使用することでできたのですが、2021年ごろより使用ができなくなってしまったことから、現在ではTwitterの検索機能を使う方法しかありません。
Twitter検索機能を使ってチェックする方法
Twitterの検索機能を使ってチェックする方法です。
検索バーにfrom：Twitter IDと入力してチェックを行います。
検索結果に自分のアカウントが表示されなかった場合はシャドウバンをされている可能性があります。
シャドウバンの解除方法
もしシャドウバンになっていた場合、早く解除したいと思いますよね。
シャドウバンは原因が公表されていないため、解除方法も確実なものはありません。
ただし、不確実であっても解除を試みることで解除をされる可能性があるのではないかと考えます。
Twitter シャドウバンを解除できる可能性がある方法を３つご紹介します。
「Twitterから取得した興味関心」のチェックを外す方法
Twitterにはツイートに「いいね」をすると該当する興味関心の項目にチェックがついて、データが蓄積するという機能があります。
この「興味関心」のチェックが多くなると、スパムと認識される可能性が大きくなるのです。
チェックの外し方は以下を参考にしてください。
手順１：設定とプライバシーから「プライバシーと安全」を選択します。
手順２：「表示するコンテンツ」を開きます。
手順３：「興味関心」を開きましょう。
手順４：チェック項目を外して設定は完了です。
自分でチェックを外せるので、大量にチェックが入っている場合は念のため外しておきましょう。
少し時間を置く
シャドウバンは時間をおくと解除されているという場合があります。
よって、シャドウバンに気づいたら一定期間はTwitterは利用しないことをおすすめします。
シャドウバンの状態でツイートをしたり、ハッシュタグを多用するなどを続けると期間が長くなることがあります。
解除される期間は人によって違いますが、大体は１週間ほどで解除されることが多いです。
もし自分のアカウントがシャドウバンされていることが分かったら、解除されるまでしばらく待ってみるのもひとつの方法です。
Twitterヘルプセンターへ連絡してみる
シャドウバンが解除されないという方は、Twitterヘルプセンターに報告と解除の申請を行いましょう。
詳細では500文字の入力をすることができるので、現在発生している問題の詳細であったり、自分のアカウントはスパムなどではないこと、自分のアカウントが検索結果に表示されない旨を書きましょう。
その後はTwitterの運営からの返事を待ちましょう。もちろん、その間のツイートなどは控えておくのが無難です。
まとめ
「知らない間にTwitterにシャドウバンされていた！」
そんな時は、「Twitterから取得した興味関心」のチェックを外してみたり、少し時間を置きましょう。
それでも解決しない場合はサポートセンターに問い合わせてみてください！
シャドウバンは原因が不明確なので、誰にでも起こりうることです。もしシャドウバンにされていても、焦らず対処してくださいね。
