z世代を中心に圧倒的な人気を誇るSNS、TikTok。
そのユーザー数は日本国内だけでも約1000万人以上にも上り、収益化のポテンシャルが非常に大きいSNSです。
今回は、新しい収益化機能「Tiktok Pulse」の日本における実装時期やその他の収益化の方法について解説をしていきます。
TikTokの収益化機能の実装時期はまだ未定
実はTikTokで収益化する機能があることをご存知ですか?
実は、アメリカのTikTokでは、広告表示を通して収益化する機能「TikTok Pulse」が導入されています。
そんな魅力的な機能「TikTok Pulse」ですが、残念ながらまだ日本では開始されていません。正確な開始予定についてもリリースは行われていません。
今後のリリースや「TikTok Pulse」の詳細について確認するためにも、公式サイトやソーシャルメディアアカウントをチェックしておきましょう!
公式HP:https://www.tiktok.com/en
アメリカでは2022年6月から展開されていることを考えると、2023年中に日本で導入されることが期待できるかもしれませんね!
アメリカで広がる収益化機能「TikTok pulse」とは?
アメリカでは、TikTok pulseと呼ばれる、広告収益を得られる機能がスタートしています。
TikTok Pulseはいわゆる広告収益を上げる仕組み。
広告主はTikTok上に広告を載せて貰う対価としてお金を支払い、そのお金をTikTokとクリエイター側で分け合います。
その配分は、TikTokとクリエイターで半々!
他のSNSの広告収益と比較しても非常に大きな還元率のため、クリエイターにとっては非常に大きな収益源になります。
また、TikTok pulseは、TikTokのおすすめに表示されているような上位4%の動画に絞って広告を表示させることが可能で、広告主にとっては、訴求力の高いインフルエンサーに広告を依頼をできる画期的なシステムになっています。
さらに、その広告はクリエイターの作品のテーマを考慮した上で発信されます。
例えば、美容、料理、ファッションというような12のカテゴリーの中から、最も関連性の高いコンテンツを選んで広告を表示させることができるとのことです。
まさに、広告主、クリエイター、TikTokにとって非常にメリットのある仕組みといえますね。
「TikTok pulse」を使える条件は?
そんなTikTok Pulseを使うための条件についてここから解説していきます!
条件は3つです。
- 全動画の上位4%
- フォロワー10万人以上
- 定められた12種類のジャンルに含まれていること
フォロワー、高いエンゲージメントを獲得することはもちろん、美容や健康など、広告との親和性の高いコンテンツを生み出すことも非常に重要になります!
その他のTiktokの収益化の方法
ここからは、現在利用可能なTiktokにおける収益化の方法を3点、解説していきます。
ライブ配信による投げ銭
TikTokの投げ銭機能は、ユーザーがクリエイターに対して、バーチャルコインというギフトを贈ることができる機能です。
ギフトの値段は2円〜37,000円と非常に幅が広いためライトなファン層から熱狂的なファンまで、幅広いユーザー層から収益を得ることができます。
当然、熱狂的なファンがつけば大きな収益を期待することができます。
ただし、利用できるのは16歳以上であることに注意しましょう。
また、質の高いコンテンツの創作実績や一定以上のフォロワーがいることも条件として発表されており、実績を作る必要があります。
企業の商品・サービスの広告
フォロワー数がつき、一定の発信力を持つようになれば、企業からコラボレーション案件が来ることもあります。
商品やサービスを紹介する対価として、一定の報酬を得ることができます。
案件を依頼されるためには、過激なコンテンツ発信など、ネガティブなイメージがないこと、信頼できる情報を発信していることが求められます。
サービスリンクの設置
TikTokのプロフィール欄に、webサイトへのリンクを設置することができます。
プロフィール欄にECサイト、youtubeへのリンクを設置することで、集客を拡大し収益増加を期待できます。
こちらは直接的な収益化ではないものの、ECやSNSなど、別チャネルでの収益がある方には非常に有効な方法になります。
ただし、フォロワーが1000人以上いることが条件になるため、こちらも一定以上の発信実績と魅力的なコンテンツ作成が必要になります。
まとめ
ここまで、TikTokの収益化の方法について解説してきました。
残念ながら、現時点ではTikTokで広告収益を上げる方法はないようです。
しかし、その他にもライブ配信や案件獲得、サービスリンク設置を通した収益化の方法はあるので、皆さんもぜひ収益化を目指してTikTokを運用してみてください!