Twitterに動画をアップしたら画質が落ちた、、、。そんなお困りを抱えている方もいるのではないでしょうか。本記事では、Twitterに動画を高画質でアップする方法や画質が落ちる原因について解説します。
「Twitterに動画をアップしたら画質が落ちた、、、。」
「高画質でアップする方法が知りたい」
このように悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
本記事を読めば、Twitterで高画質の動画をアップする方法から画質が落ちる原因が分かります。本記事を参考に高画質の動画をユーザーに届けましょう。
【大前提】Twitterでアップロードできるファイルサイズの上限
本記事の内容を理解してもらうために、Twitterでアップロードできるファイルサイズの上限を記載します。
画像
項目 | 条件 |
対応拡張子 | JPG、PNG、GIF、WEBP |
画像サイズ | 5MB以下、アニメーションGIFサイズ15MB以下 |
アニメーションGIF
項目 | 条件 |
解像度 | 1280×1080以下 |
ファイルサイズ | 15MB以下 |
動画
項目 | 条件 |
推奨動画解像度 | 1280×720(横長)、720×1280(縦長)、720×720(正方形) |
ビットレート | 25Mbps以下 |
音声ビットレート | 128kbps以下 |
その他詳細の条件については引用元をご確認ください
引用:メディアのベストプラクティス | Docs | Twitter Developer Platform
高画質の動画をTwitterにアップする方法3選!
早速、結論となる高画質のまま動画をTwitterにアップロードする方法について解説します。
主な対策方法としては以下の通りです。
- 解像度を下げる(720px以下)
- ビットレートを下げる(2,000kps以下)(動画のサイズを小さくする)
- クラウドサービスを介しアップロードする
1つずつ解説します。
解像度を下げる(720px以下)
解像度はスマートフォンやパソコンの液晶画面に表示させる画像や動画における画素数(単位:px)を指します。
解像度が高ければ高いほど鮮明できれいな画像や動画を表示させることができます。
フルHDや4K、8Kなどという言葉を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。画像や映像の鮮やかさは、8K>4K>フルHDという順になっていますが、これは解像度の高さが異なるからです。
ただし、上述したようにTwitterの場合はアップロードできるファイルサイズが決まっています。フルHDの解像度は「1920px×1080px」であるため、ファイルサイズ上限を超えています。
つまり、フルHD以上の動画は圧縮(encode)され、画質が低下してしまうのです。圧縮されないためには、解像度を720px以下を目安に設定すると良いでしょう。
ビットレートを下げる(2,000kps以下)(動画のサイズを小さくする)
ビットレート(bitrate)は1秒間あたりのデータ量(単位:bps)を指します。
解像度と同様、ビットレートが高いほど鮮明できれいな映像を表示させることができます。
しかし、動画ファイルのサイズが大きくなってしまうデメリットもあります。
ビットレートは2,000kps以下になるように調整しましょう。
クラウドサービスを介しアップロードする
上記のように、Twitterの上限に合わせあらかじめファイルを小さくすることで、画質が落ちることを回避することができます。
しかし、本来制作した映像とは質が変わってしまうことも事実です。せっかくフルHD以上の映像を制作したのに、わざわざ画質を落としたものを投稿するのはもったいないと感じる方もいるでしょう。
そんなときはクラウドを介することで、高画質のまま投稿することができます。
動画の投稿で活用できるクラウドサービスは以下のようなものです。
- YouTube
- Vimeo
- Dropbox
- Googelドライブ
そもそもTwitter動画の画質が落ちる原因とは
最後に、Twitterで動画をアップした際に画質が落ちてしまう原因について解説します。
encodeされる
Twitterでは膨大な情報量が流れているため、サーバーに負荷がかからないようにencode(圧縮)される仕様になっています。
動画サイズが大きすぎる
encodeされる原因の1つとして、動画サイズが大きすぎることが考えられます。
最近ではスマートフォンでも4K撮影ができるなど、機能が改良されています。その分動画のサイズは大きくなるので、スマートフォンで撮影した動画をTwitterにアップしただけでもencodeされる可能性があります。
まとめ
高画質の動画をTwitterにアップする方法は以下のとおりです。
- 解像度を下げる(720px以下)
- ビットレートを下げる(2,000kps以下)(動画のサイズを小さくする)
- クラウドサービスを介しアップロードする
Twitter動画の画質が落ちる原因は、動画サイズが大きすぎると自動的にencodeされる仕組みになっているからです。
Twitterにアップした動画の画質が落ちていると感じた場合は、動画の解像度やビットレートを確認してみましょう。
ある程度の画質を維持したままTwitterで投稿したい場合は、クラウドサービスを活用し、綺麗な状態でアップしたものをツイートするのがおすすめです。